BODY-POSITIVE (ボディーポジティヴ)
満月が過ぎ、新月に向かって行く。
満月に向かって、月がふっくらと満ちるかのように女性の身体も満ちてゆく。
だから、生理になる人も多く食欲も増える人も多い。
この時期の断食は少し忍耐とテクニック、精神力が試されるようです。
反面、お察しの通り新月の断食はとても楽に身体の断捨離ができます。
月が痩せてゆく訳ですから、お部屋の断捨離もやり易い時期に入る訳です。
心の乱れは、お部屋の乱れに比例する。食生活の乱れに比例もしていますね。当
たり前のことのようだけど、本当のお話。
近頃では、誰もが耳にする「Detox/Fasting」という英語。このデトックスとダイエット、やり方を間違えると見た目の老化や身体の酸化が始まる訳です。しっかりと、たんぱく質をしかるべき方法とタイミングで摂取していれば心配はいりません。
さて、人はなぜ痩せたいの?と尋ねると素敵なモデルのようなBodyを得たいから。綺麗に見られたいから・・・・全て表面上の美にまつわる返答しかあがりませんよね。”心軽やかになる為に”と返答してくれる日がくると嬉しい限りですね。
近頃では、ファションモデル業界の中でも過剰なダイエットはなくなっています。モデルさんや芸能人の方にも、ふくよかな表情豊かな心の美しさが溢れる方が増えたように思います。そこで、BODY-POSITIVEの時代が浸透してきている事が伺える訳です。
Body-Positiveという流れは、自分本来の特徴、特質を活かし肯定する。「自己愛」への誘い的流れですね。とても、素晴らしいと思いませんか?
アーユルヴェーダにもトリドーシャという理論があります。ヴァータ、ピッタ、カパという三つの元素で自然も人間も成り立っているというような理論になります。
ヴァータは風のような、ピッタは火のような、カパは水のような特徴と特質を持ちます。私たちの生命が誕生、受精した瞬間から、あなたの生まれもつ特質となるプラクリティ(生まれながらの性格/性質)が決まります。
そして、成長とともにプラクリティが崩され変化し基礎から離れてゆきます。
それは、食生活とストレスの原因が誘導しています。その日、その時の特徴/性格/性質がヴィクリティ(乱れてくる性質)としてでてきます。
どのドーシャも大切です。そして、どのドーシャとも仲良くします。
自分の扱い方を知る。自分を知ることから、自分を愛することへつながります。
そして、その「自己愛」は周りをも知らないうちに幸せにしています。
そこには、決して不協和音は鳴り響かないわけです。なので、自己中でもないわけです。「アレ??」と思う事や人、仲間、家族があれば立ち止まって見つめてみてください。原因は、確かにあります。自分の中に感じたアレ??をポジティヴにひも解いてみる。自分の中の嫉妬や怒り、違和感や怠惰感。相手や事に対しての違和感など。きっと見つかるはずです。それは問題ではなく、あなたに与えられた「テーマ」ですね。
汚い、臭いに蓋をするのではなく近寄らない事が一番です。しかし、影口をいうより指摘し合うことは、尚すがすがしく良いものです。相手が、互いに自分自身で気づく事が一番大切なことなのです。ですから、気付かせてあげる事には「愛」が存在します。 そこには、「自己愛」がなくては行動には起こせません。
たっぷりと満月のエネルギーを浴びて、満月とともに心がふくよかで嫋やかであることを優先する。本来持つあなただけのオリジナルなエネルギーの在り処へ導き、回帰させる作業。これこそ、BODY-POSITIVEな生き方にヒントがありそうです。
私にとっての必要と不必要を、「自分で知る」という行動と作業、思考を癖づけてゆく方法。この方法が5000年の歴史を持つアーユルヴェーダ理論やヨーガの中にはしっかりと存在していました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。