天然のスポーツドリンク
クエン酸、ビタミンC、ペクチン、カリウム、アントシアニンを含むローゼル。
11月になると、ハイビスカスの花弁も落ちてガクと種だけになります。
アーユルヴェーダのオタクとしては、気になり色々調べて分解してみることにしてみました。
効果としては、血液中の脂肪を分解してくれるようなので、血液(ラクタ)の浄化に良いことになります。
では、具体的に紐解いていきますね。
風邪、のどの痛み緩和、免疫力UP。さらに、お肌の新陳代謝の促進、よって、美肌効果が期待できることになります(ビタミンC)。
体内の新陳代謝の促進、乳酸(疲労物質)を抑制。冷え性や肩こりの緩和も期待でき、よって疲労回復と活性酸素を抑える抗酸化作用、アンチエイジング、老化防止効果があるということ(クエン酸)。筋トレや運動の後に、ローゼルジュースやジャムをとるとよいということですね!
腸の善玉菌の働きを活性化させて、便秘改善(ペクチン)。
利尿作用。二日酔いや浮腫みをとり、デトックス効果(カリウム)。
色素の赤からは、ブルーベリーにも豊富なポリフェノールを含む。目の疲れの緩和(アントシアニン)。
カルシウムを吸収しやすい状態にしてくれる。さらに、その吸収率も30-50%UP説もあり。鉄などのミネラルを包み吸収しやすい状態にしてくれるキレート作用という効果もあるようです。
注意としては、たくさん食べすぎたり、飲みすぎたりするとお腹がゆるむくらいなので女性には優しいハーブといえます。
さらに、エピソードとしてはクレオパトラが愛したハーブ。タイ王朝のご用達でもあります。そして、1964年東京オリンピックでは、選手の疲労回復ドリンク「天然のスポーツドリンク」に使われています。マラソン界のエチオピアのアベベ選手、ドイツの陸上選手などが愛用してアスリートによいハーブとされているようですね。
ジャムの作り方
材料:ローゼル300g位(種除去)、砂糖200gほど(好み)、
水400CC、レモン汁好み
①ローゼルの種を取り除いたものを、水で洗う。
②少し大きめの鍋に、ローゼル300gと砂糖200g(好みの分量)と水400CCを中火で10-15分トロミがでるまで煮込む。
③トロミがでたら、弱火にして好みの分量でレモン汁を加えて5分煮込む。
④少しさまして、瓶にいれて保管。
あとは、ロシアンティーのように紅茶にいれて飲んでもよし。
上記のように、ルイボスティーと一緒に召し上がっても美味しいです。
ぜひ、この季節の恵みをお試しくださいね。